夢みる給食@大泉学園 ゆめりあホール

Xで「こんな上映会があるらしい」とタイムラインに流れてきました。それも、大泉学園 ゆめりあホール。事務所から2分! お客様のご予約が無かったので、申し込んで行ってきました。

夢みる給食
https://www.mirai-lunch.jp/

オーガニック給食という言葉がいつからか流れてくるようになったので興味があり観に行きました。

映画の感想は・・・

どれだけ大人が本気になれるか

それにつきます。

私の場合、「夢みる給食」以前のところで、業務を行っています。

私は給食を食べきれる子どもが減っているのを、小学校や中学校に行くと感じます。また朝、晩の食事が満足では無く、給食が生命線の子どもがいることも事実です。そんなところで講演という仕事をしています。

今まで講演をしてきた小学校・中学校では講演日の残食が減ったとお声をいただくことが多いのですが、それが継続出来るかは給食の質も一役買うと思います。この質がオーガニックと言われてしまうと、私の中ではちょっと違うと思います。オーガニックという言葉が使いやすいのか、キャッチーなのか、一人歩きしている気がしています。

栄養士は科学的根拠に基づいて話を進めます。映画の中で紹介されたデータはCMによくある「個人の見解」と変わりありません。栄養価が紹介されていましたが、グラフ表記をはじめ「?」が頭に浮かぶものでした。そのような点に注意して、冷静に観る必要があるでしょう。

食事の質は安心・安全はもちろんですが、食べる人が科学的根拠に基づき、必要なものが摂れているかどうかは大きなポイントになります。それ以外の質もありますが、ここからは長くなりそうなので別記事に時間があれば書こうと思います。

余談ですが・・・30年近く住んでいるのに、なぜか、講演は練馬区以外からのご依頼ばかりです(苦笑)。

練馬区は令和6年度から学校給食が無償化されています。調理に関しては委託が進んでおり、献立については学校・教育委員会主導で行っています。このような形の場合、しがらみが出てくることもあります。無償化はとても良いことですが、それによって現場のやりくりが難しくなるのは昨今の状況から言って否めません。

各自治体の給食無償化をきっかけに、大人が子どものために本気で考える時期になったのかも知れないと感じました。その本気が子どもの未来を望まない方向に向かわせることもあるやも知れません。そうならないよう、私は自分自身、気をつけて業務にあたろうと思いました。

いろいろ考えさせられたので、頭の整理が追いついてませんけど(笑)。

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