ジュニア水泳選手のエネルギー摂取不足は体の機能、増量・減量に悪影響

11月になり、ジュニア競泳選手も体作りに余念がないと思います。

この時期の相談は増量も減量もあります。

ジュニア選手の減量にはとても注意が必要で、いろいろな体の機能が動きにくくなることがあり、相談時に言われる「○○kg落としたい」というのは、100%OKとはしません。

また増量に関しても、一気に増やした場合、体の動きが悪くなる=自分の体をいかせないことになり、その体で泳ぎになれさせ、徐々に増量することをオススメします。

ジュニア選手の場合、成長期を考慮にいれると共に「様々な個別性」が必要になります。

2016年~2021年まで【アスレシピ:アスリートのためのスポーツ栄養・食育サイト】【日刊スポーツ新聞】へ公認スポーツ栄養士 松田幸子が提供したジュニア競泳選手・部活弁当のコラム・レシピからシーズンやスケジュールにあわせた内容を追記してご紹介しています。

増量できない相談の場合は 食べている量が少ない 運動量が多い ということでその悩みが起こることを理解している方も多いと思います。

ですが、減量できない場合も 食べている量が少ない 運動量が多い と言うことで、その悩みが起こることはあまり理解されていません。減量出来ないのは 食べているエネルギー量>運動しているエネルギー量 だと誰もが思うからです。

体はそんな簡単ではないと言うことです。

この 食べている量が少ない・運動量が多いから減量出来ない競泳選手たちを何人も指導・教育をしてきました。ここで目先の体重の数値にとらわれず、アスリート減量のメインは体脂肪量減量だということを忘れたくないところですね。

今回ご紹介する タラとジャガイモのポタージュ はよく噛んで食べるものだとすぐにお腹いっぱいになる選手や、エネルギー量をとるのか怖いと感じている選手のメンタル面にも優しい料理です。

増量・減量を目的とした場合、本当に必要なのかをスポーツ栄養士と相談して、安易な数値決定をしないようにすることが今後の選手としての活躍に繋がります。ぜひ、悩みすぎる前に「これだ」と思う栄養士にアポイントをとってみてください。

ジュニア水泳選手サポートトータルサポートでは食事・コンディショニング・メンタルでトータルサポート。競技パフォーマンスはもちろん、子どもの発育・発達を考えたサポートで、子ども自身が未来の可能性を高める道を開くよう指導・教育します。

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