事務所がある練馬区は7月25日に最高気温37℃を記録したようです。
消防庁の熱中症 救急搬送情報でも日増しに搬送数が多くなっていますが、昨日、練馬区からこんなメールがきました。
救急車の適正利用と自身の体調管理のお願いです。
特に選手は暑くても試合が行われます。待機している時間が長いので、会場によっては具合がわるくなってもおかしくありません。その対策はしっかりしておきたいです。
以前のブログで夏のお弁当の食中毒注意喚起についてお話しました。
スポーツをするしないに関わらず、食中毒は気をつけたいですが、夏の大会参加では前述の通り、熱中症対策をお弁当でもやっていきましょう。水泳選手に必要なものの1つに水分摂取があります。
水分というと『飲む』だけを考えますが、『食事から』とるのを考えるのは試合では適切です。レースのエネルギー補給と熱中症対策の塩分・水分摂取を一緒にするのは理にかなっているからです。
2016年~2021年まで【アスレシピ:アスリートのためのスポーツ栄養・食育サイト】【日刊スポーツ新聞】へ公認スポーツ栄養士 松田幸子が提供したジュニア競泳選手・部活弁当のコラム・レシピからシーズンやスケジュールにあわせた内容を追記してご紹介しています。
日刊スポーツ新聞 部活弁当でご紹介した ”バテない”さっぱり弁当は、めんつゆごはんの「揚げ玉」を除き、冷や汁の『炒りごま』を『すりごま」に変えることでカンタンに大会のお弁当に早変わり。特に『冷や汁』は試合でも食べやすく、胃の負担にもならないのでオススメです。
めんつゆごはんは、おにぎりにすれば、量を調整しやすいですし、衛生面も配慮できます。おかずもレーススケジュールによっては、2回分くらいに小分けにしておくといいですね。
試合だからといって、全部を変えるのではなく、少し手入れをしてパフォーマンスアップのお弁当に変えるよう、普段の食事をととのえていけるとよいですね。