今週末はジュニア競泳サポート選手は関東高校、また全国中学予選が控えています。年齢があがるにつれ、テーパリング(試合に向けて練習量を減らしたり、練習内容を変える)するようになりますが、ジュニア選手、特に小学生はテーパリングせず試合に出ることも多いです。
そうすると帰宅はいつもと一緒で、時間が遅い。
そうなると何を食べさせればいいの? と悩むご家族も多いでしょう。
普段から、食べやすいものや味付けをチェックしておけば、悩むことが少ないですが、準備していた試合前日の食事が食べられない場合、どうしたらよいかご家族は途方にくれることになるでしょう。
そんな時のために準備しておくのは、いろいろな乾麺。
- うどん
- そば
- パスタ
- そうめん
- 冷や麦
- 春雨
- ビーフン
- ラーメン
などがあげられます。よく利用するのは、うどんやパスタではないでしょうか?
遅く帰ってきたら、一般的に消化時間(胃にとどまっている時間)が早いものを食べると考えますが、麺類がすごい早いかと言えばそうではありません。どちらかと言えば脂質が少なめの食品としては普通です。といっても2~3時間なので、食事としての消化時間は早いほうです。食べやすさはダントツという人が多いので、麺類を上手に使うのは一つの手です。
2016年~2021年まで【アスレシピ:アスリートのためのスポーツ栄養・食育サイト】【日刊スポーツ新聞】へ公認スポーツ栄養士 松田幸子が提供したジュニア競泳選手・部活弁当のコラム・レシピからシーズンやスケジュールにあわせた内容を追記してご紹介しています。
今回はそばを使ったレシピをご紹介します。
そばはそのまま、『ざるそば』や『もりそば』で食べてしまうことが多いですが、試合に必要な栄養素(ビタミンB群)の量をもう少しとりたいところ。カンタンに出来るちょい足しでいつものそばを試合食に変えてみましょう。